一人暮らし部屋にラグは必要?その理由とメリットについて
一人暮らしを始めるにあたりその部屋の床は畳ですか?フローリングですか?
最近のお部屋はフローリング床がほとんど、スッキリとしたおしゃれな見た目と清潔感から人気がある床材ですが、反面その多くのフローリング床は冷たくて硬く、歩くと埃が舞い上がり、足音や物音が近隣に響きやすいというマイナス面があります。
そこで今回ラグをフローリングの上にラグを敷いた際のメリットを順番に一つずつ解説していきます。
一人暮らしの部屋になぜラグは必要なのか、そのメリットについて
①生活音軽減・防音効果
フローリングは硬く音が響きやすい床材です。その為マンション・アパートなどの集合住宅では足音や物が落ちた音などが近隣に響き迷惑がかかることもあり、最悪ご近所トラブルに発展することも。
防音効果の高い厚めのラグを敷くことで、その心配も格段に減らすことができます。
②座り心地
特にソファや椅子に座る生活でない床座の生活スタイルでは、直接硬いフローリングに座っていると関節や筋肉を痛めてしまうことにも繋がりかねません。
ラグを敷くことで柔らかみができ、座ったり寝転んだり膝をついても痛くなく身体への負担を軽減快適に過ごせます。柔らかみはある程度厚みのあるラグの方が高くなる傾向にあります。
③床を傷から守る
床の保護は賃貸物件では必須!物を落とした時についた傷は退去時に敷金から引かれてしまう場合も。硬いフローリング床は気づくとなにかと傷がついてたりします。ラグを敷くことで床への傷防止に役立ちます。
④寒さ対策・冬でも足元温かく
空気の重さの関係で床付近に冷たい空気が集まりやすい為、フローリング自体が冷たく冷えやすくなってしまいます。ラグを敷けばラグの繊維の間に含まれる沢山の空気が高い断熱効果を発揮、保湿性が高く床からの底冷えを防いでくれ、夏には冷房の冷たい冷気を蓄えてくれるので思いの外サラっと快適です。特に足元の冷えが気になる冷え性の方は毛足の長いラグがおすすめ。保湿効果が高く光熱費の節約にもなりますよ。
⑤衛生面・埃や毛を吸着
パッと見フローリングは綺麗に見えますが、風や人が歩くだけでも埃が空中に舞い上がります。また夏場フローリングは素足で歩くと冷たくて気持ち良いですが常に汚れやすく目に見えないハウスダストも溜りやすいなど手間が欠かせません。
一方ラグを敷いとけば埃や毛を吸着するので拡散するのを防いでくれ空中に舞い上がる量が減るので、日常に潜むウイルスやアレルギー対策にも効果的。
しかし、吸着するということはラグの表面には埃などが溜っているということ。掃除を怠ってしまうとラグ自体がとても不衛生なものになってしまいます。ラグのメリットがデメリットにもなってしまいますので普段のお手入れはかかさないようにしましょう。
普段はラグの毛の奥に入ったごみをブラシで掻き出し、表面の埃などとともに吸い取る必要があります。また、シミがついたりした場合など定期的に水洗いすればより清潔に利用できるので洗濯機で丸洗いできるラグがおすすめ。
⑥おしゃれなインテリアアイテムとして欠かせない存在感
優先順位が下がりがちなラグですが、おしゃれな部屋のインテリアアイテムとしても欠かすことができないアイテム。使用する面積によってはソファやカーテンなどと同様の存在感も抜群。ラグ1枚によってそのお部屋の空間イメージも大きく代わり、家具と合わせることで部屋全体をおしゃれな空間に替えることだって可能。ベッド脇やソファ前など生活空間を区切ったり、部屋のアクセントとして利用するなど快適でおしゃれな空間を演出することができます。
ラグが必要ないと感じる理由
①掃除が苦手
ラグも放っておくと汚れてとても不衛生、定期的に掃除は必要です。掃除が苦手やその手間をかけたくない面倒くさがりな方はラグを敷かない方が賢明です。
また、フローリングワイパーや掃除機でこまめに掃除してるほうが楽という意見も多く聞かれます。
②引っ越しの多い方など物を増やしたくないミニマリスト
転勤が多い方や学生などあらかじめ引っ越しするのがわかっている方、物を増やしたくないミニマリストの方には、特に大きなラグは必要ないかもしれません。引っ越しのたびに荷造りするのが面倒だったり引っ越し先の間取りによっては持っていたラグが敷けず不要になることだってありえます。
③床が多く見えると部屋広く見える視覚効果
ラグを敷かないことで部屋の印象がスッキリとし、見える床面積を多く見せれば見せるほど部屋を広く見せる・感じさせる事ができる。
まとめ
ラグを敷くことで柔らかく心地よい肌触りや生活音の軽減、衛生面など多くのメリットを得ることができます。また、おしゃれな空間を演出する際にも欠かせないアイテムでもあります。この機会に一人暮らし部屋にもラグを敷くことを一度検討してみてはいかが?